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結婚相談所で結婚した話

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結婚相談所で結婚した話について

第4章 「幸せな愛」をかなえる方法 〈恋愛・結婚〉

高津 理絵

スピリチュアル・カウンセラー

あなたの願いは必ずかないます!

幸せになれる89のヒント 著書引用

〈恋愛・結婚〉

○ 「いい出会いがない」が口癖になっていませんか?

○ モテる人は努力をしている!

○ 「私なんか‥‥‥」とあきらめるのをやめる

○ 「会いたい」という願いの本心を伝えよう

第4章 「幸せな愛」をかなえる方法 〈恋愛・結婚〉 – 2

○ 未練を断ち切り幸せでいたら、分かれた彼が戻ってきた

第4章 「幸せな愛」をかなえる方法 〈恋愛・結婚〉 – 2

○ 婚活は不要!? 結婚したいなら仕事に励もう!

第4章 「幸せな愛」をかなえる方法 〈恋愛・結婚〉 – 2

○ 左薬指に指輪をつけたら、もっと大きな指輪のプレゼントが!

第4章 「幸せな愛」をかなえる方法 〈恋愛・結婚〉 – 3

○ 親を大切にしていると、親を大切にしてくれるような相手が現れる

第4章 「幸せな愛」をかなえる方法 〈恋愛・結婚〉 – 3

○ 「お金持ちと結婚したい」なら、自分もバリバリ仕事しよう!

第4章 「幸せな愛」をかなえる方法 〈恋愛・結婚〉 – 3

○ プロポーズしてもらえるような人になろう!

第4章 「幸せな愛」をかなえる方法 〈恋愛・結婚〉 – 4

 

 

 「いい出会いがない」が口癖になっていませんか?

「いい出会いがない」が、口癖になっていませんか?
 そんなことを言っている人にかぎって、休日も家でゴロゴロしている人が多いのではな
いでしょうか。家の中にずっといては、出会いのチャンスが訪れないのも無理はありませ
ん。出会いのない人は、必ず「いい出会いがない」と口に出して言っています。そういう
人にいい出会いをさせてあげようなんて周りの人も思わないし、誰もそういう人に出会い
たいとも思いませんよね。

「いい出会いがない」が口癖だった三十代半ばの女性が、こんなすばらしい出会いをつか
みました。
 その女性は不況の影響で定時の夕方五時よりも早く帰らされることが多くなってしまっ
たそうです。実家で暮らしているのですが、帰宅しても家でテレビを見たりしながら、ダ
ラダラと過ごすだけの毎日を送っていました。
「先生、そろそろ結婚したいんです。どうしたらいい出会いがありますか?」と言うの
で、「家にいたって出会えませんよ」と伝えました。「本当にそうだな」とその女性は思
い、物を作ることが好きなので陶芸教室に通い始めました。
「『出会えない』と言うことをまずやめましょう」
 おじさんだろうと、おじいさんだろうと出会いのひとつです。「いい出会いをした」
と、相手も自分も思えるようないい笑顔で行こうと思っていたほうが、いい出会いにつな
がります。
 その女性は本当に素直なので、「分かりました」と言って、次からニコニコと笑顔を心
がけて通っていたそうです。でも、「私は結婚したいのだから、女の人に出会っても仕方
ない」と思って、女の人にはツンケンしていたのです。男の人に一生懸命笑顔を振りまい
ていたら、「男の人にも好かれない」と彼女は言います。
「何で女の人と男の人を区別するの? 男の人だって女の人と仲良くしている人をいい
なと思うし、女の人が知り合いを紹介してくれるかもしれないのよ」と言うと、「そうで
すよね」と彼女は心を入れ替えてまた通い始めました。
 あるとき、いつも帰りの電車が一緒になる女性に自分から挨拶をしてみたそうです。本
当は一番苦手とする派手なタイプでしたが、そういう苦手意識もやめようと思い、「こん
にちは」と挨拶すると、相手も笑顔で返してくれたそうです。
 すると、「あなたいつもここに来ているけど、お仕事は何をしているの?」と尋ねられ
ました。不況で早く帰宅させられているけど、家でじっとして文句を言っていてはいけな
いと思い、前からやってみたかった陶芸を習いに来ているという話をしたそうです。
 会話はそれだけでしたが、初めて自分とは違うタイプの女性と話せて「よかったな」と
思い、家に帰ってからも嬉しくてそのことばかり考えていたそうです。自分は苦手だと思
っていたけど、憧れていた部分もあったのかもしれない。そういうふうに自分もなりたい
けれど、なれない。それで近寄らなかったのかもしれない。またあの人に会うのが楽しみ
だなとか、今度はどんな洋服を着てくるのかな、と思いをめぐらしていたそうです。
 次の週に陶芸教室に行き、その女性に「こんにちは」と挨拶をして「素敵なネックレス
ですね」と褒めると、「ありがとう。私はこういうところに勤めているのだけれど、もし
興味があるなら一度来てください」と名刺を渡されたそうです。
 後日、その会社を訪ねてみると、なんとその女性は会社の社長でした。相談者の女性が
明るく挨拶をしてくれたので、「こんな素敵な女性が一緒に働いてくれたら嬉しいな」と
思って名刺を渡したのだそうです。
 その後、彼女はそこに勤め始めました。そして驚くことに、相談者の女性はその会社で
働いている男性と付き合い始め、結婚することになったのです!
 その社長は彼女に恋人を紹介しようと思っていたわけではありません。もし、相談者の
女性が自分から声をかけなければ、そこで働くこともなく、またその会社に勤めている人
と結婚することもなかったのです。相談者の女性は、自分から行動することで願いをすべ
てかなえました。
 どこにでも出会いはあります。「出会いがない」と言うのはやめて、あなたも自分から
いい出会いをつかみに出かけましょう。

 

 モテる人は努力をしている!

「恋愛運をアップさせたいんです」。こんな相談を受けることもあります。
 でも、運というのは自分が作るものです。これは金運も同じです。恋愛運がよくなると
いっても、運があるわけではなくその人の努力の結果です。
「でも、もともと男性に好かれやすい人もいますよね?」
 それは、その人が努力しているからです。どんなに色っぽい人でも、髪の毛がボサボサ
で肌も荒れていたら、モテませんよね。キレイな人はキレイでいるための努力を、色っぽ
い人は色っぽくなるための努力をしているのです。ニューハーフの人が女性よりも女性ら
しくてキレイなのは、女性らしく見られるためのしぐさや話し方、メイクなど、努力をし
ているのです。
「好きな人には振り向いてもらえないのに、興味のない人からは熱烈なアプローチを受け
て困っているんです‥‥‥」。こんな相談もよく受けます。
 好みがあるのは当然です。でも、好きではない人からアプローチされて、「いやだ」「い
やだ」と冷たくあしらっているから、自分も好きな人に「いやだ」とあしらわれてしまう
のです。アプローチしてもらったら、「付き合えないけれど、好きになってくれてありが
とう」と相手の気持ちに感謝しましょう。
 自分が好きになった人には、「あの人のことを好きと思えてよかった」と、相手のこと
を思う自分が好きになれたら、うまくいくこともあるかもしれません。
 恋人の理想が高いことは決して悪いことではありません。理想は高く持ったほうがいい
のです。その理想に「自分も近づこう」と思い、その人と釣り合いがとれるようになろう
と努力することが大切です。
 モテる人というのは、必ず努力をしているものです。恋愛運を気にするよりも、幸せに
なるための努力をしましょう。

 

 「私なんか‥‥‥」とあきらめるのをやめる

 せっかく大好きな人と付き合っているのに自ら恋愛をダメにしてしまう人、とてもキレ
イなのに夫に浮気をされてしまう人がいます。
 そのような人に、「私なんか‥‥‥と思っていませんでしたか?」と尋ねると、決まって
「そう思っていました」という答えが返ってきます。
 せっかくあなたのことを好きでいてくれるのに、「私なんか‥‥‥」と思い続けていた
ら、あきらめるほうの願いがかなってしまい、「もういやだ」と相手は去っていってしま
うのです。
 好きな人と一緒にいるほど不安になる、自分に自信がなくなる、というのは女性によく
見られる傾向です。でも、顔や性格は好みの問題です。キレイさは一切関係ありません。
 私は人相を観るので、「あの人キレイだね」と周りの人が言っていても、「そうかな?」
と思うことがよくあるのです。どんなに顔が整っている人でも、性格が悪ければ顔に出て
しまいます。顔の造作は親から引き継いだものですが、いつもニコニコ笑顔でいようと心
がけていれば変わっていくのです。
「私なんか‥‥‥」と思うのをやめて、「好きになってくれてありがとう」「一緒にいられて
幸せです」と感謝していれば、いつまでも幸せでいられるのです。

 

 「会いたい」という願いの本心を伝えよう

 恋愛の相談で私が必ずアドバイスするのは、「本心を話したほうがうまくいきますよ」
ということです。
「先生、本心を話したら喧嘩になります」と言う人もいますが、それは本心を話していな
いからなのです。
「本心」って、何だか分かりますか?
 たとえば、彼が忙しくてなかなか会いに来られないとき、「どうして会えないの?」「な
んで会いに来てくれないの?」「なんで電話してくれないの」というようなことを、彼に
言ったとします。
 それは、あなたの本心でしょうか?
 本心ではありませんよね。「なんで会えないか」なんて聞きたくないはずです。「仕事が
忙しいから」と言われると、余計にイライラしたり悩んだりして、「私と仕事どっちが大
切なの?」なんて相手を責めるようないやなことを言って喧嘩になってしまうのです。
 この場合の本心は、「会いたい」ということですよね。あなたが「会いたい」と素直に
言えば、彼も「今日は無理だけど、一週間後に会いに行くからね」とか、あなたが望む楽
しい結果しか起こらないのです。もちろん、「今すぐ会いたい」というように、相手の困
るようなわがままを言ってはダメですよ。
 何かうまく物事が進まないとか、願い事がかなわないという人は、本心を言っていない
のかもしれません。本心を言えば、必ずあなたの願いはかなうのです。

 

 未練を断ち切り幸せでいたら、
 別れた彼が戻ってきた

 大好きな人との別れはとてもつらいものです。でも、別れた相手にしつこく電話やメー
ルをしていては、余計に嫌われてしまいます。それよりも、なぜ別れることになってしま
ったのかを振り返り、もうそういう失敗をしないように気をつけて次の恋に進んでいった
ほうが幸せをつかめます。
 たとえ、昔の恋人と復縁できたとしても、失敗から学び、自分の魅力を高めていかなけ
れば、また同じ失敗を繰り返してしまうことになるのです。
 先日、こんな相談者が来ました。
 その女性は同僚の男性と付き合っていたのですが、後輩の女の子に彼を奪われてしまっ
たのだそうです。どうしても彼のことが忘れられないと、ひどく落ち込んでいます。後輩
の女の子としゃべるのもいやなので、いつも無視しているそうなのです。
 でも、そんなことをしていたらもっと彼から嫌われてしまいますよね。「あなたは幸せ
でいなさい。笑顔で楽しく仕事をしていればいいんですよ」と、アドバイスしました。個
人の事情である失恋で仕事に支障が出ることは、会社にとっても迷惑です。
 彼女は素直に私のアドバイスを受け入れ、仕事を楽しんでやるように心がけていまし
た。あるとき仕事をしていたら、別れた彼が密かにサポートしてくれていることに気がつ
いたそうです。書類を作ってくれていたり、取引先に連絡を入れてくれていたり。それま
では悔しくて言えなかったそうですが、「ありがとう」と彼にお礼を言ったら、とても喜
んでくれたそうです。
 彼女はようやく自分の気持ちが吹っ切れて、「おはよう」と自分から挨拶をするように
なると、ある日、元彼が「彼氏ができたの?」と聞いてきました。「できてないよ。なん
で?」と答えると、雰囲気が明るくなったので、彼氏でもできたのかなと思ったのだそう
です。そして元彼から、「自分から誘うのもなんだけど、仕事が終わったらごはんに行か
ない?」と誘われたそうです。普通だったら、「彼女がいるのに‥‥‥」と文句を言ってい
たと思うのですが、誘ってくれたことが嬉しくて「久しぶりだから、嬉しい」と素直に言
えたそうです。
 その日の元彼とのごはんは本当に楽しくて、ごちそうまでしてくれたそうです。
「えっ、ごちそうしてもらっていいの? ありがとう!」と言ったときに、ふと、付き合
っていたころはごちそうしてもらうのが当たり前だと思っていたなとか、自分も彼からい
ろんなことをしてもらっていたんだなということに気づいたそうです。
 次の日、元彼が会社に来ていないので、とても気になったのですが、誰にも理由を尋ね
ることができません。とても心配になって、それまでは自分から連絡をするのは控えてい
たのですが、携帯電話に電話をしたのだそうです。電話に出た彼から、急な取引があっ
て、一週間出張することになったと聞いたときには、ほっと胸をなでおろしたといいま
す。「心配してくれたの?」と元彼が言うので、「急に休んだのでびっくりしちゃった。お
仕事がんばってね」と言って電話を切ったそうです。
 それから一週間ほどして、また元彼が食事に誘ってきて、「実は彼女と別れた。こんな
ことを言うと勝手だと思われるかもしれないけれど、またこうやって友達から始めてくれ
ないか」と切り出されたそうです。
 相談者の女性が元彼と付き合っていたころは、デートの食事代をすべて彼が出すことを
彼女が当たり前だと思っていたことや、職場の上司の文句ばかり言うことにうんざりして
いたとのこと。そんなときに後輩から告白されて、やさしい言葉をかけてくれるので気持
ちがふらついて付き合い始めたのですが、付き合ってからは喧嘩ばかりだったと、彼は言
います。そうしたら、急に相談者の女性が楽しそうに仕事をするようになって、幸せそう
だったので、彼氏ができたのかと思って焦り、やっぱり元に戻りたいと思って後輩とは別
れたのだそうです。
 今、相談者の女性は元彼とまだよりを戻してはいませんが、友達としていい関係を育ん
でいるようです。すぐに付き合わないのは、今度付き合う場合には結婚を考えているの
で、慎重にお互いの気持ちを高めていきたいからだといっています。
 別れた彼が同じ職場だと、なおさら未練を断ち切るのは難しいものです。でも、「あの
人を振ってしまって残念だな」と思われるぐらい、あなたが幸せそうにしていればいいの
です。幸せは、幸せそうにしている人のところに寄ってくるのですから。

 

 婚活は不要!? 結婚したいなら仕事に励もう!

 就職するために就職活動が必要なように、結婚するために必要だとされる、お見合いや
お見合いパーティなどの結婚相手を探すための活動を「婚活」と呼び、雑誌やテレビでも
特集が組まれています。
 あるとき、相談に訪れた若い女性との間でこんな会話がありました。
「先生、私結婚したいんです」
「結婚したいなら、今、目の前にある仕事を一生懸命にやることに力を注いだほうがいい
ですよ」
「でも、女の人が一生懸命に働いていると、縁遠くなってしまいませんか? 結婚相手を
見つけるための婚活をしないと結婚できない気がするんです」
 彼女は世間でいう適齢期ですから、メディアの情報に影響を受けているのでしょう。最
近、こういった相談が本当に増えています。でも、この考え方は逆です。昔はお見合いな
どをしなければなかなか結婚できませんでしたが、今の時代は女性が働いていて縁遠くな
るなんてことはありません。
「結婚できれば相手はどんな人でもいい、というわけではないですよね。男の人も同じ考
えだと思います」
 一生懸命働いていたら、自分の波動が高まって、それにあった高い波動の人が寄ってき
ます。けれど、結婚することに力を注いでいると、仕事がおろそかになって波動が下がっ
てしまいます。するとその波動にあった男性が寄ってきて、落ちていってしまう人がいる
のです。
 人間の身体は、男の人が精子を出し、女の人は精子を受けて妊娠するしくみになってい
ます。そのため、女性のほうが男性よりもあらゆることを受け入れやすい傾向がありま
す。スピリチュアルなことを女性のほうが好むのも、女性は物事を受け入れやすいから。
男性は「目に見えるものしか信じない」と、かたくなに認めない人もいるのです。
 このように、もともとの性質として女の人は物事を受け入れやすいので、たとえば働か
ず遊んでばかりいる男性と身体の関係を持つと、女の人の波動は下がってしまいます。
 だからこそ私は、女性には「運のいい人と付き合いなさい」と、アドバイスします。運
のいい人とは、一緒にいると向上できたり、楽しかったり、恋愛している自分を好きにな
れるような人、そんな人と恋愛をすれば、「彼がどこで何をやっているか心配で」という
ような不安はなくなり、一緒にいなくても「今日は幸せに仕事をしてくれていたら嬉しい
な」と考えることができる。たとえそれが片思いだったとしても、「あの人を好きになれ
てよかった」と、自分のことを認め、好きになることができるのです。
 運のいい人と出会うためにも、あなたが一生懸命に働くことです。そうすればあなたの
波動が高まり、婚活をしなくても理想の男性が現れますよ。

 

 左薬指に指輪をつけたら、
 もっと大きな指輪のプレゼントが!

 私は結婚していませんが、その日の気分によって左手の薬指に指輪をつけることがあり
ます。すると、「結婚しているんですか?」「先生、結婚するんですか?」と聞かれるの
で、改めて「結婚していないと左手の薬指には指輪をつけてはいけない」と思っている人
が多いのだな、ということに気づかされます。
「薬指に指輪をしていたら、結婚していると思われて敬遠されるのでは?」
 いいえ、そんなことはありません。左手の薬指に指輪をはめて、キラキラと輝くのを見
ながら「ここに輝きますように」と思っていると、その指輪よりもっと大きなものをプレ
ゼントしたい、と思うような男性が現れるのです。あなたが望んでいるのは、それぐらい
の気概を持った素敵な男性ですよね。
 そんなパワフルな男性なんて、本当にいるのか心配?
 パワフルな男性はたくさんいるのに、あなたが出会わない世界に住んでいるのです。素
直な男性に会う世界に住みたいのですよね。それなら、会うことを考えたほうがいいです
よね。
 願いは素直に願う。あたかもそれが手に入っているように振る舞うことも、幸せになる
ための秘訣なのです。

 

 親を大切にしていると、
 親を大切にしてくれるような相手が現れる

 自分はひとりっ子だから、結婚するなら次男がいい、自営業は不安定で大変なので、サ
ラリーマンがいい。
 このように勝手な思い込みでこだわりを持ちすぎてしまい、せっかくのチャンスすらつ
かめない人がいます。
「私はひとりっ子だから親の面倒をみなくてはいけないと思っているんです」という相談
者がいました。もういい年だから結婚したいけれど、最近付き合い始めた彼は駆け出しの
ミュージシャンなので、将来が心配で結婚に踏み切れないと言います。彼の実家は弁護士
事務所なのだそうですが、ミュージシャンの道をあきらめられず、音楽活動を続けている
のです。
「彼と結婚しても大丈夫でしょうか? ミュージシャンでは食べていけないと思うんで
す。でも、弁護士になってくれるなら、結婚も考えたい」と言います。
 つまり、彼女はその彼のことを本当に好きではないんですよね。条件ばかり考えている
ようではうまくいくはずがありません。結婚という枠でしか相手のことを見ていないので
す。
 お嫁に出ても親の面倒をみている人はたくさんいますし、家にいても親の面倒をみない
人もたくさんいます。後を継ぐか継がないか、ひとりっ子かひとりっ子ではないか、その
ような条件は関係ないのです。
 それよりも、自分が親を大事にしていたら、親を大事にしてくれるような人がちゃんと
現れてくれます。本当に好きで付き合っていったら、弁護士の道をいずれ選ぶかもしれま
せんよね。
 絶対こういう人でなければいやだ、絶対に願いをかなえないといやだと執着してしまう
と、せっかくあなたにピッタリの素敵な人が現れてもチャンスを逃してしまうのです。幸
せへの道は、あなたにあった形で現れます。何か必要以上にこだわりすぎると、それすら
起こらなくなってしまうのです。
 自分はひとりっ子だから、結婚相手はひとりっ子じゃないほうがいい。ひとりっ子だか
ら親の面倒をみなくてはいけない。でも、それはあなたの先入観であって、誰もそんなこ
とは言っていません。
 親が「あなたが幸せならいいよ」と言ってくれているのに、長男は選ばないなどと自分
が変にこだわりを持っていると、運を下げてしまうことになるのです。長男でもあなたの
親の面倒をみてくれるかもしれませんし、養子に入ってくれる可能性だってあります。自
分で自分の幸せの幅を狭めてしまっているのと一緒なのです。
 出会った人というのは縁があって出会っているのですから、この人は長男だから、ひと
りっ子だからといって冷たくしているようではダメなのです。

 

 「お金持ちと結婚したい」なら、
 自分もバリバリ仕事しよう!

 お金持ちと結婚して優雅に暮らしたい、と考えている人も多いようです。
 しかし、お金持ちと結婚したいと思っても、自分が何もしないで家にいたら、出会うこ
とすら難しいでしょう。
 私の周りにいるお金持ちの人たちを見ていると、経営者の夫には、妻も別に自分の会社
を経営しているようなカップルがたくさんいます。夫に依存するのではなく、自立したし
っかり者の妻というイメージです。

お金持ちにもいろんな人がいますから、どんなにお金を持っていても、威張っているよ
うな波長の低いお金持ちには出会いたくないですよね。
 それなら、まず自分がそうなりたいと思うような人に、一歩近づく努力をすべきです。
近づくというのは距離の近さではなく、自分もそういう人になろうと自分を高めることで
す。
 外見を磨くことももちろん大切ですが、内面的な知性を磨くことも大切です。一、二回
のデートならばそのときだけがんばって取り繕うこともできるかもしれませんが、話して
いて魅力的でなければ、すぐに飽きられてしまうことでしょう。愚痴ばかりこぼしたり、
相手の話も聞かずに自分だけおしゃべりしたり、というようでは相手もつまらないです
ね。
 お金持ちの人は、仕事でも責任のある立場にいる人が多いですから、あまりに無知で
は、「この女性と話していてもつまらない」と思われる可能性もあります。
 ましてや結婚生活となると、その場しのぎではすまされず、すぐにボロが出てしまいま
す。親や親戚との付き合いもうまくいかないことでしょう。
 また、「お金持ちと結婚すれば自分が買いたいものをいくらでも買うことができる」な
んていう夢も考えものです。自分の努力で資産を築いてお金持ちになった男性ほど、お金
の大切さを身をもって知っていますから、無駄なお金を使いたがりません。無駄遣いばか
りして貯蓄がないような女性には、自分が築いた資産を浪費で使い果たされることを危惧
して近寄ってこないことでしょう。
「お金がないからお金持ちと結婚したい」「自分ではお金を稼げないからお金持ちと結婚
したい」
 そんな考えは捨てましょう。お金持ちの人と結婚するためには、相手のお金に頼らない
自立した女性になることです。

 

 プロポーズしてもらえるような人になろう!

「長年付き合っている彼がなかなかプロポーズをしてくれないんです」
「彼がプロポーズしてくれるよう仕向けるには、どうすればいいですか?」
 こんな質問を受けたとき、私はこう聞き返します。
「あなたは彼がプロポーズしたいと思うような女性ですか?」
 何年付き合ったとか、そういうことはあまり関係ないのです。あなたが男性だとした
ら、プロポーズしたくなるような女性って、どんな人ですか?
 友達の恋人と比較したり、会社の不平不満ばかり言っていたり、無駄遣いばかりでお金
にだらしなかったり。そんな女性と生涯を共にしたいとは思いませんよね。
 イソップ寓話のひとつに、「北風と太陽」というお話があるのをご存じですか?
 あるとき、北風と太陽が力比べをします。歩いている旅人のコートをどちらが脱がすこ
とができるか勝負をします。
 はじめに北風が、力いっぱい強い風を吹きつけてコートを吹き飛ばそうとします。しか
し、寒さを嫌った旅人はコートが飛ばないようにしっかりと押さえてしまいます。結局、
北風は旅人のコートを脱がせることができませんでした。
 次に、太陽が旅人を照らしました。すると旅人は暖かくなったので、自らコートを脱ぎ
ました。勝負は太陽の勝ちとなったのです。
 この旅人のコートを、人の「心」に置き換えてみましょう。
 恋人にプロポーズをしてもらおうと、いろんな策を講じます。なかなかプロポーズして
くれないので、「私のこと好きじゃないの?」「結婚してくれないなら、別れる」など、冷
たい言葉や態度をどんどん吹きかけ、強引に相手の気持ちを動かそうとします。すると恋
人はますます心を閉ざしてしまうのです。
 反対に、太陽のような明るい笑顔で見守ってあげたり、温かい心でやさしく包み込んで
あげれば、恋人も安らぎを覚えて心を開いてくれるのです。
 彼にプロポーズしてもらいたいなら、プロポーズしてもらえるような人になっていった
ほうがいいですよね。
 この人とずっと一緒にいたいなと思われるようなやさしい気遣いをしてあげたり、「な
んで電話をくれないの?」なんて心配ばかりせずに、プラス思考で彼のことを信じてあげ
たり。あなたがやさしく、明るい笑顔でいつも照らしてあげれば、彼もあなたとずっと一
緒にいたいと思って、プロポーズしてくれることでしょう。
 いつでも心に太陽を。これは家族や友人、会社における人間関係にも言えることですよ
ね。

 

 「熱烈歓迎おかえりなさい!」で、
 お家が癒しのパワースポットに

 前項で「北風と太陽」のお話をしましたが、結婚してからも太陽のように温かい笑顔
は、あなたの家を癒しのパワースポットにしてくれます。
 先日来られた相談者の女性に、「自分が今いる空間をパワースポットにすることが、夫
婦円満の秘訣ですよ」と伝えました。
 その女性は、帰ってその話を夫にすると、「家が一番癒されない」と言われてしまった
そうです。「それじゃあ、どういうところが癒されるの?」と尋ねると、「いつも『おかえ
りなさい』と笑顔で迎えてくれて、おいしいごはんが用意してあって、『今日、こういう
楽しいことがあったの‥‥‥』と会話がはずんで、テレビをつけなくても楽しい場所だよ」
と夫に言われたときに、彼女はハッと気づいたそうです。
 新婚時代はとても幸せで、夫の帰宅時間にあわせて一生懸命お料理を作って待っていた
そうです。食事のときはテレビもつけず、今日一日の楽しい話をして笑いが耐えませんで
した。十年経った今はどうでしょう。夫が早く帰ってくると面倒そうな顔をしてしまった
り、食事中はテレビドラマに夢中になってしまったり、会話がほとんどありません。「新
婚時代は家がとっても楽しかったな」ということを思い出したのです。
 一日働いて帰ってくるのですから、疲れているのは当たり前です。でも、疲れた顔は見
たくないな、笑っていてほしいなと思いますよね。それには工夫が必要です。
 私は、スタッフが出先から帰ってくるときには、「熱烈歓迎おかえりなさい」と笑顔の
“りえまるマーク”を描いて、玄関に貼っておくのです。すると、笑いながら部屋に入っ
てきてくれます。その後はずっと笑顔が絶えません。
 二回目は、玄関にぬいぐるみを一個ずつ置いておき、「拾いながら帰ってきてね」と書
いておく。三回目には、玄関先に置いたぬいぐるみに「私を探して」というメッセージを
持たせておいて、部屋に隠れている。すると、四回目には何もしなくても、「今日は何も
なかったよ」と笑いながら入ってくるのです。
 いつも笑顔でいてあげることも大事ですし、笑顔にさせるための工夫も必要なのです。
少しでも帰りが遅れると、「なんで遅いんだろう」と心配や不満が膨れ上がってしまい
がちですが、楽しく迎え入れる工夫を楽しみながらしていれば、待つ時間も楽しい時間に
変えられるのです。
 これは子どもに対しても同じですよね。小さいころは帰ってくると「おやつあるわよ」
と楽しく迎えてあげていたのに、だんだん成長していくと迎える工夫がなくなってしまい
ます。それでは、子どもとの会話も少なくなっていくのは当然です。
 あなたの家は、癒しのパワースポットになっていますか?

 

 「夫の浮気をやめさせたい」なら、
 疑うことをやめよう

 これまでにもお話ししてきたように、自分以外の人のことを願っても他人を変えること
はできません。「夫の浮気をやめさせたい」という相談も自分以外の人のことですから、
やめさせることなんてできないのです。もし、夫が自ら「浮気をやめるにはどうしたらい
いんですか?」と相談に来たのなら、それは自分を変えることなのでアドバイスできるの
ですが‥‥‥。
 つまり、これは雨が降っている日に「雨を振るのをやめさせたい」と願っているのと同
じようなことです。自分がどうしようもないことで悩んでも、問題を解決することはでき
ません。雨が降り続くなら、雨の恵みに感謝したり、雨の日だからこそできることを楽し
んだりするほうが賢明です。自分以外の人を、自分の思い通りに変えたいと望むことは、
天気を自分の思い通りに変えたいと願うのと同じぐらい、傲慢なことなのです。
 先日、「離婚の危機を回避するにはどうしたらいいのでしょうか?」という女性が相談
に来ました。とても目鼻立ちの整ったキレイな女性ですが、「私は絶対、旦那とは別れま
せん」と言ったときの顔が、とても怖かったのです。そんなトゲトゲしい波動を出してい
ては、ますます夫は家に帰りたくなくなってしまうことでしょう。
 彼女はなぜ別れたくないのかというと、自分にはお金がないからなのです。もちろん、
夫への愛情もあるのですが、離婚したら自分が働かなくてはいけません。そもそも、「自
分が一生懸命に働かなければいけないなんていやだ」というような、マイナスな考えで結
婚前からいたために、浮気するような夫と波長があってしまったのでしょう。
「浮気をするような夫と家で一緒にいても、会話はないのではありませんか?」と尋ねる
と、「先生、なんで分かるんですか?」と、驚いています。
「離婚したくないのなら、自分から会話をしたらどうですか?」
「会話をしても無理だと思うんです‥‥‥」
「でもあなたは離婚したくないのですよね? 矛盾していませんか?」
 楽しい会話があって明るい妻なら、夫もずっと一緒にいたいと思うはずです。
「家庭での会話を増やしたい」という人ほど、自分からは絶対話さない人が多いのです。
「夫がしてくれない」、それは妻が話さないからなのです。
「話しても無視されたんです」。でも、それはこの前一回だけですよね。それなら私も話
さないというように、意地を張ってしまったのはあなたではないですか?
 話すなら、楽しい会話をしたほうがいいですよね。楽しくないから、相手も話したくな
くなるのです。
 彼女の手をとってカウンセリングすると、夫の手帳や携帯を毎日チェックしている姿を
感じました。最初、夫は浮気などしていなかったのです。それなのに帰りの遅い夫を彼女
が勝手に疑って持ち物をチェックするので、家に帰りたくなくなって飲みに行ったり、出
張だと嘘を言ってホテルを泊まり歩いたりしていたのです。そのうちに知りあった女性
と、どうやら浮気をしてしまったようです。
 結局、浮気をさせてしまったのは彼女なのです。
 離婚の危機を回避したいなら、離婚になるような原因、たとえばしつこく相手を疑った
り、手帳や携帯を勝手に見たり、相手がいやがるようなことをやめるべきです。本当にこ
ういうケースが多いんです。
「夫に離婚をもちかけられているんです」という相談者に、「どうして?」と尋ねると、
パソコンを見て浮気を疑い、それに夫がキレたと言います。相手を疑うような暇があるの
なら、働きに出て心配する暇もないほど忙しくしていたほうが、気持ちが明るくなって幸
せでいられます。
 専業主婦をしながら、家でいいことを考えてあげているなら問題ありません。「夫が元
気に働けますように」とか、「夫に感謝しよう」と毎日考えているのならいいのですが、
ごはんを作ってあげているのにとか、まだ帰ってこないとか、いやなことばかり考えてい
たら、夫との関係はおろか自分の人生がダメになってしまいますよね。
 相手を変えたいと願っても、変えることはできません。疑う心をやめて、いいことを考
える。そうすればいい結果しか返ってこないのですから。

 

 身近な人に「ありがとう」の気持ちを
 伝えていますか?

 一生懸命に働いている夫、お父さんに、「ありがとう」という言葉をかけていますか?
 いつも一緒にいるから、言わなくても分かってくれている。それは怠慢です。近くにい
る人にこそ、身内だからこそ、感謝の気持ちを言葉にして伝えましょう。
 おいしいお料理や洗濯、お掃除をしてくれる奥さんやお母さんにも「ありがとう」と伝
えてください。
 私は専業主婦って偉いなと思います。一番の頭脳労働者なのですから。
 だって、子どもが帰ってくるまでにおやつや夕飯の買い物を済ませておこうとか、夫が
帰ってくる時間までにごはんを作ろうとか。毎日献立を考えるのだってとても大変な仕事
ですよね。
 先日、スタッフが私の家に遊びに来たときに、ごはんを作ってあげようと思って何を食
べたいか尋ねると、「唐揚げが食べたい」と言うので、油ものか‥‥‥と思いながら作って
いたんです。油がパチパチはねるし、やけどしそうになりつつ、大さわぎしながら作りま
した。主婦って夫や子どものために、「こんなにすごいことを毎日やっているんだな」と
いうことを、改めて実感しました。
 いつも一緒にいる人、いつもやってもらっていることは、つい「当たり前」だと思って
しまいがちです。友人関係、仕事関係、恋人関係、夫婦関係、親子関係など、すべての悩
みは、言葉で感謝の気持ちをうまく伝えられていないことが原因ではないかと思います。
 でも、誰かと一緒にいられるということは、とても幸せなことです。
 物もそうですよね。テレビのスイッチをつければ当たり前のようにニュースやドラマが
流れます。携帯をかければ当たり前のように相手につながります。でも、壊れてみて初め
てその便利さ、ありがたさに気づくのです。
 失ったり、壊れたりしてからではなく、今、身近にいる人や物にこそ感謝することが大
切なのです。

 

 「それはさっきね」。
 切り替え上手で夫婦仲良く、家庭円満

 私の母のすごいなと思うところは、切り替え上手なところです。
 父と母はとても仲がよいのですが、ときには夫婦喧嘩をすることもあります。たとえ
ば、母が「お風呂入ったら」と父に言っているのに、ソファでゴロゴロして、そのまま寝
てしまいます。すると「ソファで寝ていたら身体が疲れるわよ」と、母は父のことを思い
やって言うのです。でも、本当に父のことを思いやってあげるなら、「ソファで寝たっ
て、お父さんはがんばって働いているから大丈夫だ」と思ってあげることが一番です。
「もう言うのをやめたら」と私は母に言いました。でも、「風邪をひいたら大変」と心配
しています。「それなら、あなたは起こせるの?」と母が言うので、「私は起こせるよ」
と、寝ている父の肩をトントンと叩き「お父さん、アイスあるけど食べる?」と言った
ら、「うん」とすぐに起きたのです。「ほら、起きたでしょ」と言うと、母は「もういい、
お父さんとは絶交ね」と言って台所に行ってしまい、お父さんも機嫌が悪くなってしまい
ました。
 その後、私は自分の部屋に用事を済ませに行き、しばらくしてリビングに戻ってみる
と、喧嘩していたはずの父と母は、二人仲良く並んでテレビを見ています。「あれ、お母
さんお父さんと絶交していなかった?」と言うと、「うん、それはさっきね」と言って、
ニッコリ笑いました。母って本当にすごいなと思った出来事です。
 でも、これは父の母親、つまり祖母に教えてもらったことなのだそうです。二十歳でお
嫁に来た母は、若かったので一生懸命、いいお嫁さんになろうと思ってがんばっていたそ
うです。
 ある日、祖父と祖母が喧嘩をしているのを見てしまいました。喧嘩しているけどどうし
ようと思っていると、夕方になったころ、祖母が「お父さん、今日のごはんは肉じゃがと
焼き魚にしようと思っているから」と、いつもと変わりなく話していたそうです。でも、
男の人は中々気持ちを切り替えることができないので「うん」とだけ言って、ムスッ
とした表情でごはんを食べていました。でも祖母は鼻歌をうたったりしてとても機嫌がよ
さそうです。
 夕食が終わり、お茶碗を洗いながら「お義母さん、さっきお義父さんと喧嘩してなかっ
たですか?」と言うと、「それはさっきね」という答えが返ったきて、母はとても感動し
たのだそうです。
 いやなことをいつまでも引きずるのではなく、「それはさっきね」と思っていたほう
が、前に進みやすいですよね。喧嘩をして一週間も口をきかないなんて、時間の無駄で
す。
 私もスタッフに怒ることもあります。
 でもその後、お茶を持ってきてくれたら、「

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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結婚相談所での無料相談の担当者について

説明を聞きに行く前にホームページである程度内容を見ていたので、各結婚相談所のサービス内容については予想通りです。

けれども、その中でも一番の驚きだったのは・・・

各相談所によって担当者の印象がこんなにも違うんだ、ということでした。

各結婚相談所に無料相談に行く前は、

『大手の結婚相談所のスタッフは全員、やり手でテキパキと仕事をこなしそうな人だろうな』

と勝手な思い込みをしていたのですが、それらはまったく違っていました。

大手の結婚相談所のうち、予想していた通りの、『この人になら私の結婚を任せられるな』と思える人は、10社のうち、わずか3社だけ。

あとの方は、失礼ながら・・・

説教好きな親戚のおばさん、または、契約を取ることに必死な保険のおばちゃん、にしか見えなかった。

『こんな人に自分の人生を任せることはできない』

と思ってしまうような方でした。

やり手の担当者に要注意!

では『この人なら任せられる』と思った結婚相談所に入会をするべきなのでしょうか?

じつは、これが要注意なんです。

この素敵なやり手の担当者は、会社やシステムの説明がとても上手いです。

流れるようなトークでこちらの結婚願望や不安を聞き出してくれます。

そして、その後間違いなく、流れるままにその場で契約を勧めてくるんです。

私は『すべての結婚相談所の説明を聞くのだ』と断固たる決意をしていたのでその場での契約書のサインを拒むことができましたが・・・

 

普通の人が、なんとなく無料説明を聞きに行った場合、必ずその場で契約をさせられるでしょう。

それくらい、有能な担当者が、こちらが断りにくいように無料相談での説明をしてきます。

その素敵な担当者は、その場での契約を断った私のことにとても驚いていました。

おそらく100%近い成約率なのでしょう。

しかし・・・ 説明の途中で、私が、

・・・ってきます。
 また、盛り塩もおすすめです。白い小皿の上に高さ三センチ程度の小山を作り、玄関の
両脇、寝室の四隅、トイレ、台所などに私は置いています。一カ月ぐらい経つと、溶け
たり固まったりするので、交換しましょう。塩は邪気を払い、場を清めてくれます。塩は
合成のものではなく天然塩がおすすめです。

するとその素敵なスタッフは、

『担当は私ではありません。別のスタッフが担当になります』

と答えました。

そのスタッフは最初の無料相談専門のスタッフなのです。

つまり、説明をして契約を取るプロなのです。

どうりで、他の相談所のスタッフとはトークのレベルが違っていました。

こちらの疑問を丁寧に汲み取り、不安な点をとても分かりやすく説明してくれます。

そして契約を迫る時には、サインをしなければいけない雰囲気を上手に作り上げます。『ぜったいに今日は契約しない』と決意していた私でも、その場での契約を断ることに相当な心理的抵抗がありました。

『うまいなぁ・・・』と感心するほど。

そりゃあそうです。そのスタッフは毎日毎日、契約を取ることに集中している契約専門の担当者なのですから。。。

とても素敵な人が無料相談を担当してくれた時は、必ず聞かなくてはなりません。

『あなたがこの先ずっと担当してくれるのですか?』と。

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